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2006/04/23

どうする??日本のお産事情…Σ( ̄ロ ̄lll)

今日は久しぶりの休日となった医療の質管理課きくきくです。

でも何もせず、一日中「寝て」過ごしてしまいました…Σ( ̄ロ ̄lll)

でもね、「寝て曜日」はかなり快適です…(^^♪









あっ、それでね、お休みでも医療関連情報をチェックしてしまうオイラ。

まったくの職業病なんですけど、やっぱり気になってしまう記事を発見してしまいました。




高リスク出産は3人常勤を 日産婦委員会が緊急提言

 産婦人科の医療体制のあり方を検討している日本産科婦人科学会の委員会(委員長・海野信也北里大教授)は22日までに、高齢出産や多胎、合併症などのあるハイリスク妊娠・分娩(ぶんべん)を取り扱う公立、公的病院は、3人以上の産婦人科医が常勤していることを原則とする、との緊急提言を盛り込んだ中間報告書をまとめた。
 福島県立大野病院で帝王切開を受けた女性が死亡し、医師が逮捕、起訴された医療事故は、常勤の産婦人科医が1名しかいない病院でのハイリスク分娩だった。(共同通信) - 4月22日21時55分更新







現状の産婦人科事情を考慮すると、こういうことを考えるようになってしまいますよね。

これって、あくまでも『公立、公的医療機関』に対しての緊急提言なんでしょ。

でもさ、きっかけになった病院は「県立病院」…。

人員確保できない現状…、そして人員確保できなかったら、診療はできない。

この地域に住んでいる妊婦さんのうち、対象となる「高リスク出産」となる方は別の地域に行かないと出産できない。

深刻な問題ですよ…、これって。






安全な医療を提供することが必要なのは、十分承知しています。

けどさ、本当にこういう方向性で物事を考えていいのでしょうか??

これから、医師になる若い人たちは「産婦人科」は避けていると思います。

そして、産婦人科を表号している大学病院は、地域に派遣している医師をかき集め、大学病院の機能を維持するために動いていると思います。

それらの結果、残された地域の病院に残る産婦人科医師は「1~2名」となるでしょう。

この結果として、大学病院が「高リスク出産」をすべて受け入れるとは思えませんし…。








今、日本の医療のあり方を『国民全体』で真剣に考えないといけないのかも知れません。

若い医師に聞く、産婦人科や小児科を選ばない理由…、







一生懸命、治療して10000人の命を救っても、『1回だけのミス』で訴訟になってしまうので、やってられない…。

しかも、自分ではどうにもできない状況の場合もあるのに…。

(↑ あくまでも例え話しの中で出てくるような話なので実話ではありません)






やっぱミスはしてはいけないと思うし、本当に悪いことをしたなら、逮捕されても仕方ないでしょう…。

しかし、「自分ではどうにもできない状況」とか、十分話し合って行った医療であったのに、結果が悪かったから訴えられる…。

これからの若い人たちの選ぶ道…、

医師の資格を持つ研究者は増えても、臨床で頑張る人がどんどん減っていく。

そんな世の中になってしまうような気がして怖いですね。






みんなでどうしたらよいか考えましょう。

できれば、こういったことを国会議員さんは真剣に議論してほしいものです…。

ちなみに、本日はね、地元の市議会議員選挙がありました。

「寝て曜日」にしてしまったオイラ…、投票に行けませんでした。

(´・ω・`)ショボーン

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コメント

あろあさん、コメントありがとです(^^♪
お返事が遅くなってしまい、ゴメンナサイね(^_-)-☆

『私は島根県民なんだけど、島根に隠岐という島があります。
ついにその島に産婦人科医が0になってしまいました。』
そうですかぁ~、深刻な状況ですよね。
お産のために本州に行く、費用もたくさんかかってしまうのでは、確かに子供を作りたくて作れなくなってしまう状況でしょうね…ヽ(τωヽ)ノ

それと、現在働いている「病院に勤務している医師」は必死に働いていると思います。
医師はある程度の年齢がくると「開業志向」になります。
そして実践しています。
だから、病院に勤務している医師の数は減っていくのです…。産婦人科も例外ではありません。
あろあさんの担当をしてくれたお医者さん…、事故がないことを祈ってます…。

こういった仕組み自体を国が変えていかないと、日本の医療は破綻していきます。
特に、国を支える若い力の誕生が支えられないので、どうにもなりませんしね…。
やっぱ、日本の医療再生を唱えてくれる国会議員が必要でしょう!!
誰か実践してちょ~だい!!

でもさ、中国の医師になるためのシテスムはイヤだね…。

投稿: きくきく | 2006/04/26 14:02

私は島根県民なんだけど、島根に隠岐という島があります。
ついにその島に産婦人科医が0になってしまいました。
今、妊娠中の方を集めて説明会など行われたようですが
37週に入ったら、本土に渡ってお産に備えなければならないんですって。
長い間、家族と離れなくてはいけない上に、長期滞在費などの経費もバカにならない。
このことによって、二人目、三人目の子作りを控えようとする若い夫婦が増えたそうな。

島根では県全体で産婦人科医が不足してきてるのね。
私が住んでる市も去年産婦人科医院が閉鎖されました。

私がお世話になった医療センターのM先生は、超ハードスケジュール。
それなのに、患者ひとりひとりに対して、決して手抜きせずに誠実に丁寧に接してくれました。

万が一、これから先、あの先生が疲労などから医療ミスを犯すことがあったとして・・・

責められるんだろうか?って思います。

ちなみに中国は自分で選択できないんですってね。
『君は産婦人科』って言われたら、従わないといけないそうな。
それはそれでどうかとも思うけど・・・。

投稿: あろあ | 2006/04/25 13:35

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