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2007/05/02

みなさんが、しっくりくるのはどちら??

今日は通常どおりのお仕事だったオイラです(^^♪

オイラの勤務する病院は今日がゴールデンウィーク内での『唯一』の診療日でした。

だから、外来はかなり混雑していましたよ・・・ヽ(τωヽ)ノ

そんな日で患者さんにも迷惑をかけてしまったかも知れませんね。

ホントすみませんでした・・・m(_ _)m

・・・って、何気なくオイラも書いてしまった「患者」という言葉の後ろにつく言葉・・・。





患者「さん」!?

患者「さま」!?





最近の病院では「患者さま」という呼び方が多くなってきたと思います。

オイラ・・・、どうしても「患者」という言葉を使うときには、「さん」と言ってしまいます・・・。

しかし、苗字などで話しかけるときは「○○さま」という風には言えます。

呼ばれる『患者さん』にとってはどちらがいいのでしょうかね??

本質として考えれば、呼び方はどちらでも良くて、信頼関係がしっかりとしていれば、どんな呼び方でもいいのでしょうね。

こんなことを考えているよりも、もっと大事なことを考えて、実践したほうがいいですよね。

ハイ・・・、わかっておりますよぉ~ヽ(τωヽ)ノ



そんなことを考えていたオイラの目に、こんな記事が掲載されているのを発見いたしましたので、ご紹介いたします・・・。





「患者様」ちょっと違和感 「患者さん」に戻す病院も

「患者様」という呼び方が病院ですっかり定着した。しかし、好きで病気になったわけでもないのに、違和感を感じる人もいる。もともと患者の立場を尊重した医療の実現などを意識して使われ始めた言葉だが、「日本語としておかしい」という指摘もあり、「患者さん」に戻す病院が出てきた。

京都大学病院(京都市)では、昨年末から掲示物やホームページなどの「患者様」という表現を「患者さん」や「患者の皆さま」に改める作業を進めている。院内放送を録音し直し、看板はすべて取り換えた。

 呼称の変更は病院の幹部会議で決め、2000人余りの職員に文書やメールで周知した。「様」をつけていいのは「田中様」といった姓の後だけ。一山(いちやま)智・副院長は「院内で違和感があるという声は以前からあったが、患者自身からも『馬鹿にされている感じがする』という意見があった」と言う。

 さらに変更の理由の一つに、院内で医療スタッフへの暴力や暴言が多発していることを挙げる。「『患者様』と呼ぶことが直接の原因ではないが、一部の人に誤った意識を助長しているような気がする」と一山副院長は話す。

 「患者様」という言葉は、患者本位の医療やサービス向上を意識して一部の病院で使われ始めた。01年に厚生労働省が出した国立病院のサービスに関する指針に、「患者の呼称の際、原則として姓(名)に『さま』を付する」という内容があり、広まったらしい。

 00年に「様」を導入した長野県東御(とうみ)市の東御市民病院では03年、「サンさま再検討委員会」が作られた。アンケートの結果、職員、患者とも「『さん』の方が身近で親しみを感じる」という意見が多かったことから、「さん」に戻している。委員長を務めた薬剤師の中山孝子さんは「患者と対等な立場になることが重視される中で、医療はサービスと称してへりくだった態度をよしとする思い違いをしてきたような気がする」と振り返る。ただ、公的性格の強い文書や掲示物では「様」という表現を残しているという。

 一方、近畿地方のある大学病院の教授は「教授会で議論して『さん』が良いという結論にはなったが院内で徹底するのは難しい。医師と窓口の職員とでは考え方が違うようだ」と話した。

◇ 「患者様という言葉はおかしい」との指摘は、国語学者の故金田一春彦さんも自著でしている。「日本語を反省してみませんか」(角川書店)で、「『患者』という言葉自体がすでに悪い印象を与えるため、いくら『さま』をつけてもらってもうれしくない。(中略)いくら頑張っても敬うことにはならないのである」と書いており、医療関係者が見直しをするきっかけにもなった。

◇ 〈95年に全国に先駆けて「患者様」という言葉を取り入れた亀田総合病院(千葉県鴨川市)の亀田信介院長の話〉 言葉の使い方は本質的なことでない。病院ごとに決めれば良いと思う。うちはホスピタリティー(もてなしの心)の一環で「患者様」という言葉を使っているが、これは公的な場のことで、患者が知り合いの漁師なら、「どう、元気?」と切り出すこともある。状況に応じたパートナーシップを築けるのがプロの仕事だと思う。

(朝日新聞 2007年05月02日)

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コメント

hanaさん、コメントありがとです(^^♪

やっぱ「患者さん」ですよね。
「患者」という総称となね言葉に「さま」は、日本語的にもおかしい・・・。

『ま,一番大切なのは信頼関係.』
オイラもホントにそのとおりだと思いますよ。
もともと赤の他人がスタートし、個人の立ち入った部分に踏み込むのが「医療」ですから、信頼関係の構築が「大前提」なんだと思いますよね(^_-)-☆

投稿: きくきく | 2007/05/04 16:15

私も「患者さん」でOKだと思います.

ま...うちの病院のスタッフ
特に看護師の超ベテランさんたちは
「患者さま」と言うように教育されているらしく
「さま」という人も多いですが...

でも「患者さま」は日本語としておかしい.
ならば無理に謙譲語として変なコトバを
使う必要はないと思います~...

ま,一番大切なのは信頼関係.
その患者さんが「さま」を良しとするならば「さま」
「さん」を好むのならば「さん」.
そういうような対応で十分かと思いまーす.
だめ?

投稿: hana | 2007/05/03 22:16

りんざるさん、コメントありがとです(^^♪
またゴールデンウィークなのにお仕事・・・、ホントご苦労様ですm(_ _)m

『現場の声は圧倒的に「患者さん」支持じゃないんでしょうかね。』
やっぱり~(^^♪
そうですよねっ!!
『患者さま』って言いづらいし、違和感あるし・・・。
敬うんだったら、気持ちの部分ですればいいし、言い方だけで中身が伴わないんじゃ仕方ないですもんね~ヽ(τωヽ)ノ

『医療に関しては警察などのように国民の安全保障的な面があり、全面的にサービス業ではないと思います。ホテルやレストランとは根本的に存在意義が違うはずです。』
確かにそのとおりです。
「医療はサービス業」と最近、言う方もいらっしゃいますが、すべてではないと思いますよね。
逆にレストランやホテルなどでいう「ホスピタリティー」という言葉の意味・・・。
「サービスだけではないんだ」という意味を持たせているような気がしています。

いずれにしても、「信頼関係の構築」が一番の優先されることで、『呼び方』だけの議論は、本質の部分をどこかに忘れてきているような気がしているオイラです・・・Σ( ̄ロ ̄lll)

投稿: きくきく | 2007/05/03 17:04

ゴールデンウィークの真ん中ですが、朝から出勤のりんざるです。

現場の声は圧倒的に「患者さん」支持じゃないんでしょうかね。
医療に関しては警察などのように国民の安全保障的な面があり、全面的にサービス業ではないと思います。ホテルやレストランとは根本的に存在意義が違うはずです。

「患者と対等な立場になることが重視される中で、医療はサービスと称してへりくだった態度をよしとする思い違いをしてきたような気がする」とは、まさにその通りだと思います。ただ、思い違いをしているのは現場の医療関係者ではなく、厚生省の役人さんだと思いますが・・・

投稿: りんざる | 2007/05/03 09:02

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管理人は、平成元年直腸がんで人工肛門を造設しました。執刀医は、神の手を持つ名医・加納宣康先生です。時々、テレビで加納宣康先生のご活躍のことは拝見していました。2007年2月26日、日本テレビ『スッキリ!!』(8:00~)「神の手を持つ名医たち:最先端大腸がん治療 世界の名医7人に選ばれた日本人」として、紹介されていました。その加納宣康先生は、どこかで次のように仰っていました。「加納宣康先生が、病気になったときはどうされますか?」の質問に「亀田総合病院で診察、治療を受けます。」...... [続きを読む]

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